(公社)低温工学・超電導学会主催 一般公開シンポジウム
「カーボンニュートラル社会創出に向けて-低温工学・超電導技術の役割を語る-」
主 催: 公益社団法人 低温工学・超電導学会
日 時: 2022年6月22日(水) 13:00~17:00
場 所: タワーホール船堀 5階 小ホール [東京都江戸川区船堀4-1-1:春季研究発表会A会場] + オンライン(Zoom)
参加費: 無料 (学会員、非学会員とも)
趣 旨:
2020年から本格的な運用が始まった地球温暖化対策に関する国際的な枠組み“パリ協定”により、地球温暖化対策として各国に2050年までにCO2排出量の大幅削減や
カーボンニュートラルの実現を求められているなか、日本でも菅前首相により2050年、カーボンニュートラル実現、が宣言されています。この目標実現に向けて、
再生可能エネルギーの大量導入など様々な施策が提案されていますが、長期的に見てカーボンニュートラルは、持続可能な方法で実現されなければなりません。
これに対し、低温工学・超電導技術は、短期的な普及は難しいものの、長期的には多様な応用を通じて活用されるべき大きなポテンシャルを持っています。
そこで低温工学・超電導学会では、持続可能なカーボンニュートラル社会創出に向けての低温工学・超電導技術の役割を皆様と一緒に議論する場の第1弾として、
本シンポジウムを企画しました。
当日は、現地会場70名、Web会場約40名の参加がありました。
プログラム
13:00-13:10 シンポジウムの趣旨説明 下山 淳一(青学大、低温工学・超電導学会副会長)
13:10-13:50 イントロダクトリートーク
「日本の電力システムの現状・将来展望と超電導技術への期待」 秋田 調 (電中研、低温工学・超電導学会会長)
講演スライド(pdf)
13:50-14:30 「カーボンニュートラルの実現に向けた電気学術・技術の役割と超電導技術への期待」 大崎 博之 (東大、前電気学会会長)
講演スライド(pdf)
14:30-15:10 「カーボンニュートラルに向けた水素の役割とその実現に向けた東芝の取組み」 佐藤 純一 (東芝エネルギーシステムズ)
講演スライド(pdf)
15:10-15:30 休 憩
15:30ー16:55 パネルディスカッション モデレーター: 秋田 調(電中研)
パネラー: 大崎 博之(東大)、佐藤 純一(東芝エネルギーシステムズ)、黒川 卓(中部大、元日経新聞)話題提供スライド(pdf)、
浅野 克彦(中部大、低温工学・超電導学会フェロー、元日立製作所)、辻上 博司(岩谷産業)、富田 優(鉄道総研)

16:55-17:00 閉会のあいさつ